【ゲーム環境】ネスカフェ ドルチェグスト 感想

ドルチェグスト 画像 ゲーム環境
名称 ドルチェグスト ジェニオ エス タッチ
メーカー ネスカフェ
使用期間 1年半~
満足度 A(満足。たいていの場合お勧めできる。)
要点
  • ゲーム中に飲むコーヒーとして手軽さ・美味しさ、味の豊富さは良好
  • マシン本体は無料でレンタルできる
  • 飛び散りが気になる
  • カプセルの保管に難儀する
執筆日 2024年5月29日

 

はじめに

ドルチェグスト 画像

1年半ほど愛用。ネスカフェの『ドルチェグスト ジェニオ エス タッチ』は、自宅で簡単にコーヒーを楽しめるカプセル・コーヒーメーカーだ。

  • 本体後部に配置された給水タンクに水を入れて使用する。使用時に都度適温にしてくれるためお湯を沸かす必要はない。
  • 別売りの専用カプセルをセットして抽出するため、豆やフィルターといった通常のコーヒーメーカーで面倒な要素は排除されている。
  • カプセルは1つで1杯の使い切り。
  • カプセルの種類は通常のコーヒーが11種、ラテ系5種、ティー系3種、スターバックスのものが12種と豊富に用意されている。
  • コーヒーの量はカプセルの種類によって推奨量が決まっている。自分好みの量に変更できるが、その場合若干ながら味に影響する。
  • 本体前面にタッチパネルが配置されており、量や温度などの設定、抽出開始などすべてタッチパネルで操作できる。
  • スマホの専用アプリと連動させることも出来る。スマホでの操作やポイントの獲得などが可能。

本体は普通に購入するだけでなく、サブスクサービスとしてレンタルすることも可能。

  • 当然だが新品が送られてくる。
  • サブスクの内容は3か月ごとにカプセル6セット以上を購入するとマシンを無料で使わせてもらえるというもの。カプセルの種類によって1セットの容量が違うが、最低限でもだいたい1日1杯飲むのに十分な量になる。
  • 故障時の補償もあり、条件を満たすとマシンを自分のものとして貰うこともできる。
  • カプセル自体もサブスクでまとめ買いすることで個数に応じた割引が適応される。
  • コーヒーマシンを使用するためにはどのみちカプセルを購入する必要があることを考えると非常にお得。
  • 筆者はこのサブスクでのレンタルマシンを使用している。

本稿では、コーヒー素人が『自宅でゲームを遊ぶときの飲み物』としてサブスク式カプセルコーヒーメーカーを使用した感想を紹介する。

 

良かった点

まずは純粋に『おいしい』点。

  • たまにお店でいただくこともあるが、普段は缶コーヒーやインスタントコーヒーくらいしか飲まなかった筆者からすると、お店の味に近い本格的なコーヒーが楽しめると感じた。
  • ブラック系も種類によって香ばしさや味の深さが異なり、素人でも違いが楽しめる。
  • ラテ系は甘くて飲みやすいものが揃っており、ゲーム中にリラックスできる飲みものとして不足ない。
  • コーヒーの泡もしっかり立つ。これもおいしい。
  • 味が豊富に用意されているため、1日に数杯飲む場合でも飽きの心配がない。

このレベルのコーヒーを素人でも自室で手軽に用意できるという点が、ゲーム中の飲料として高得点。

  • お湯を沸かす必要が無いのが非常にお手軽。タンクに水が入っていればボタンを押して20秒ほどでお湯が出てくる。
  • よくあるインスタントコーヒーのように粉を入れてかき混ぜて…といった手順も必要ない。
  • ゲームを遊ぶ部屋に水が入ったマシンを置いておけば、プレイ中にもすぐに淹れることができる。
  • 淹れた後もカプセルを捨てるだけですぐにゲームに戻ることができる。
  • 豆やフィルターも無いため、手入れは週一程度でタンクとカプセルトレイ、コップトレイをすすぐ、マシンを拭くくらい。ゲームの邪魔にならない。

マシンのデザインやサイズ感もまさに手ごろという印象。

  • 本体サイズが比較的小さく、特に横幅は約11cmほどと置く場所を選ばない。筆者は背の低いタンスの上にマットを敷いて設置しているが問題なく使えている。
  • 本体デザインも適度にオシャレ感があり悪くない。ただし質感はプラスチック感が強くやや安っぽい。
  • 高級なマシンに比べると安っぽさはあるが、そもそもコーヒー素人の筆者からすれば特に気にならない。

その他細かい点として

  • 使い始めはカプセルを選ぶのが楽しい。種類が豊富かつサブスクで定期的に購入するため、次はどのカプセルにしようか、最低6セットをどのような組み合わせにするか考えるのはカードゲームでデッキを作る時のような楽しさやワクワク感がある。
  • 部屋がコーヒーの匂いになる。これは好みが分かれそうではあるが筆者としては気に入っている。
  • 実際の効果は定かでないが、コーヒーを飲むことで眠気や集中力といった点で気持ち的に効いている気がする。今では対戦系のゲームを遊ぶときは必ずコーヒーを飲んでいる。
  • カプセルを入れずに使うと普通のお湯が出てくる。公式に推奨される使い方ではない上、熱湯ではないため使い道は限られるが、粉を解いて作る飲み物はだいたい作ることができる。お湯を沸かさなくてもいいため汎用性が高い。

ちなみに筆者のお気に入りカプセルは

  • リッチブレンド
  • フラットホワイト
  • ミルクティー
  • スターバックス 抹茶ラテ

の4種類。スターバックスのカプセルはゲームのお供としては高価なため、特に気に入った抹茶ラテだけをリピートしている。

全体として『手間やお金はあまりかけずにそこそこ美味しいコーヒーが飲みたい』というニーズに合った商品であり、まさに『毎日のゲーム中に気軽に飲めるちょっと良い飲み物』を求めていた筆者にはちょうどいいマシンだった。

 

不満点

コーヒーを淹れる際の飛び散りがそこそこある点。使う場所によっては気にならない場合もあるだろうが、筆者のように自室のタンスの上などで使う場合は対策が必要。

  • 抽出口とコップの間が空いていると飛び散るため、ぴったりの高さのコップを探すか、コップを持ち上げた状態で抽出するのが手っ取り早い。
  • ただしその場合でもマシンの抽出口周辺にコーヒーが付着するため、ここだけは定期的に拭き取る必要があり手間。
  • コップをセットするトレイは上段・下段・使わないの3段階で調整できるが、市販のコップはたいていどこにしても微妙に合わない。
  • コップを持ち上げて抽出する場合は抽出中張り付いていなければならず、『ゲームの邪魔にならず手軽に淹れられる』という点で言うとややマイナスポイント。

カプセルの種類と抽出量によってはカプセルトレイ内にコーヒー・ラテが漏れて汚れる場合がある。

  • 主に抹茶系のカプセルで発生。抽出量を多くすると漏れにくくなるが味がやや薄くなる。
  • カプセルトレイだけでなく本体側のカプセルトレイをセットする箇所、場合によってはコップトレイまで汚れるため、抹茶系のカプセルはどうしても飲みたいのでなければ避けてもいいかもしれない。
  • この対策としてマシン下に敷くマットが必要になる。

また、マシン自体は比較的スリムで置き場所を選ばないが、カプセルを保管しておく場所が別途必要になる。

  • 購入時の箱にそのまま入れて置いておくのもいいがそこそこ嵩張るしオシャレじゃない。
  • 筆者は小さめの引き出しボックスを買ってマシンの隣に置いているが、カプセルの数が多いと入りきらない。
  • Amazonなどにカプセル用の収納が販売されているもののいずれも収納数が少なく、その割にそこそこ値が張る。

小さな不満

  • そもそもコーヒーマシンなので仕方ないことだが、コーヒー以外の種類が少ない。チョコチーノ・ミルクティー・宇治抹茶くらいしかない。
  • ラテ系の飲み物は1杯入れるのに2つのカプセルを使用するものがある。面倒だし、純粋に数が半分になるためコスパが悪い。といっても2カプセル使うものはどれも美味しいので、そのためと思えば我慢できる範囲。
  • 時折、カプセルのゴミから残ったコーヒーが漏れ出ることがある。ゴミ箱内で直に漏れると大変なことになるためゴミ袋に穴が開いていないかよく確認する必要がある。
  • スマホ連動ができるが正直オマケ程度。すぐ接続が切れるし、そもそもマシン本体で操作したほうが圧倒的に早い。
  • ポイントサービスは使い道が限られすぎてお得感が全くない。
  • 種類やまとめ買いの数にもよるが、マシン本体を無料で使える点を除いてカプセルだけで考えると値段は安くもなく、かといって高いというほどでもない程度。欲を言えばポイントサービスなど、カプセル側でももう少しお得感が欲しかった。
  • これも仕方が無いことだが、スターバックスのカプセルは値段が高い。もちろん店で飲むよりはるかに安く、それでいてネスカフェの通常カプセルより美味しい。
  • サブスクでの無料マシンは白色で固定。購入の場合は黒と赤もある。
  • 抽出時の音がややうるさい。筆者はあまり気にならないが、夜中に飲む場合などは注意が必要。

 

まとめ

ゲーム中の飲み物としては申し分ない手軽さと、インスタントより一段上の適度なリッチさが感じられ、筆者のゲーム環境の向上に大きく貢献してくれた一品。もともと特別コーヒーが好きというほどではなかった筆者が、今ではゲーム中だけでなくブログ記事を書く時、漫画を読む時など幅広く愛飲している。

本当に本格的なコーヒーを、手間やお金をかけてでも楽しみたいという人にはもっと上の選択肢があるだろうが、ゲームを遊びながら気軽に楽しめるコーヒーをお探しなら過不足なく使用できるだろう。

ちなみにコストとしては筆者の場合3か月に1度フルプライスの大作ゲーム1本くらいの金額。

  • ゲーム環境を良くするために、という観点で高いと見るか安いと見るか。

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